京都府内にある空き家状態のマンションで、湿気が原因で黒カビが大量に発生。新たな入居者が決まり、迅速なカビ臭除去が求められていました。現地調査の結果、壁紙が湿気で浮き上がり、壁面下地や窓枠にも広範囲にカビが広がっていることが判明しました。室内は非常に強いカビ臭が漂い、換気だけでは改善困難な状況でした。
カビが飛散しないよう細心の注意を払いながら、壁紙を丁寧に剥がしました。また、作業員は防塵マスクを着用し、カビ菌を吸い込まないよう安全に作業を行いました。壁紙を剥がした後の下地部分に傷が付かないよう、慎重な作業を心掛けました。
専用のカビ除去剤を使用し、窓枠や壁の下地に付着した頑固な黒カビを徹底的に洗浄しました。さらに、結露によるカビの発生が見られたアルミや木材部分にも薬剤を使用して洗浄を行いました。
専用の高濃度オゾン発生器を使用してオゾン脱臭を実施。オゾンの強力な酸化作用で室内にこもった強烈なカビ臭を分解し、換気を繰り返すことで、短時間で完全な消臭に成功しました。
仕上げとして、耐水性・抗菌性に優れた防カビ剤を壁面および窓周辺などカビが再発しやすい箇所に塗布しました。この施工により、長期間にわたりカビの再発を予防することが可能となりました。
作業後、オーナー様に室内を確認いただいたところ、「以前のような強烈な臭いがなくなり、安心して次の入居者にお貸しできる状態になった」と、大変喜んでいただけました。
湿気や換気不足により、空き家や使用頻度が低い物件では特にカビの繁殖リスクが高まります。カビ菌が繁殖すると室内環境が著しく悪化し、健康被害のリスクも上がります。日常的な換気や湿度管理を徹底…
※ 家財道具の搬出・処分代は含まれていません。
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