臭気判定士が現場で必ず確認する5つのポイント

2026.01.20

消臭で失敗しないためのプロの診断基準
消臭しても臭いが戻る原因は施工前の確認不足にあります。臭気判定士が現場で必ず確認する5つの診断ポイントを解説。オゾン脱臭や薬剤施工で失敗しないための判断基準がわかります。

「消臭をしたはずなのに、しばらくするとまた臭ってくる」
このような相談は、決して珍しくありません。

実は多くのケースで、問題は消臭作業そのものではなく、施工前の確認不足にあります。
臭気判定士は、薬剤やオゾンを使う前に、必ず“ある診断”を行っています。

この記事では、
臭気判定士が現場で必ず確認する5つのポイントを、
消臭業者選び・自力対策の判断材料としても役立つ形で解説します。

 

臭いの種類と性質を正確に見極める

最初に確認するのは、[臭いの種類(臭質)]です。

一口に「臭い」と言っても、

  • 腐敗臭
  • カビ臭
  • 生活臭(汗・皮脂・調理臭)
  • ペット臭
  • 化学臭(洗剤・芳香剤)

では、発生原因も消臭方法もまったく異なります

臭いの判別を誤ると、
「オゾン脱臭をしたのに効果が出ない」
「強い薬剤を使ったら逆に臭くなった」
といった失敗につながります。

👉 臭気判定士は、まず[臭いを“消す前に理解する”]ことを最優先します。

臭いの発生源が表面か内部かを確認する

次に重要なのが、臭いの染み込みレベルです。

  • 空気中のみ
  • 壁紙(クロス)
  • 床材
  • 石膏ボード・断熱材などの内部構造

多くの消臭失敗は、
内部に染み込んだ臭いを見逃していることが原因です。

この状態で表面だけ消臭しても、
時間の経過とともに臭いは必ず再発します。

👉 臭気判定士は
「完全に除去すべきか」
「封じ込める処置が必要か」
をこの段階で判断します。

換気状態と空気の流れを確認する

消臭は、臭いの原因だけでなく空気の動きも重要です。

  • 換気扇の性能・作動状況
  • 窓の位置と空気の滞留
  • エアコン内部の臭い戻り

空気の流れが悪いと、
除去した臭いが再び室内に拡散します。

👉 消臭は「部分作業」ではなく、
空間全体の環境改善として考える必要があります。

過去の消臭・対処履歴を必ず確認する

見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。

  • 市販の消臭スプレーの多用
  • 芳香剤による臭いの上書き
  • 過去のオゾン脱臭・消臭施工歴

これらがあると、
臭いが複合化・変質している可能性があります。

元の臭いに、後から別の臭いが重なり、
難易度が一気に上がるケースも少なくありません。

👉 臭気判定士は
「今ある臭い」+「これまでの履歴」をセットで判断します。

数値と人の鼻、両方で確認する

最後に行うのが、客観性の確保です。

  • 臭気測定による数値確認
  • 人の鼻による官能評価

数値が下がっても、
人が不快に感じる臭いが残ることがあります。

逆に、
嗅覚が慣れて「取れた気がする」だけのケースもあります。

👉 本当の消臭とは
数値と感覚の両方で問題がない状態です。

まとめ:消臭で失敗しないために最も大切なこと

臭気判定士が重視しているのは、
消臭作業ではなく、事前の診断です。

  • 臭いの種類
  • 発生源
  • 染み込みの深さ
  • 空気環境
  • 過去の履歴
  • 数値と感覚の両立

これを飛ばして
「とりあえずオゾン脱臭」
「とりあえず強い薬剤」
では、根本解決にはなりません。

 

何度消臭しても臭いが戻る場合、
原因は施工方法ではなく診断不足かもしれません。

消臭プロでは、
臭気判定士の視点で現場を診断し、
状況に応じた最適な消臭方法をご提案しています。

「本当に臭いを解決したい」
そうお考えの方は、一度ご相談ください。

 

ニオイでお困りの方は、 お気軽にお問い合わせください。

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